新年度は新入社員をはじめ、転職して新しい職場になる人や、異動により新しい環境で働く人が多い季節です。新しい職場は楽しみも多い反面、さまざまな不安もあるのではないでしょうか?
今回は新しい職場にはやく慣れるためのコツを紹介します。また職場になじめない人の特徴もみていくので、反面教師として参考にしてみてください。



転職や異動で心配なことは?

まずは転職や異動で新しい職場になる人が、どのようなことを不安に思っているかをみていきましょう。心配なことがわかれば、対策もしやすくなります。

人間関係

仕事を辞める理由の上位にも入る人間関係。実際に人間関係で前職を辞めた人は、新しい職場でもうまくいくかどうか心配になるでしょう。

転職活動の際には職場の全員と顔を合わせるわけでないため、入ってみなければわからない部分もあります。ただ人間関係がうまくいくかどうかはほとんどの人が不安に思っていることなので、それは迎える側も同じだということは理解しておきましょう。

仕事

仕事がうまくできるかどうか、本当に自分に合う仕事かどうかは、新しい職場で不安に思うことのひとつでしょう。しかし、誰でも最初はできなくて当たり前。大切なのは、わからない・できない時にどのような対処をするかです。

職場の雰囲気

職場には独特の雰囲気があります。就職活動でどんなに企業研究をしても、実際に入ってみるとまた違った雰囲気を感じることもよくあります。
人間関係と同様に、入ってみなければわからないため、不安になるのは当然といえるでしょう。

働き方

働き方改革が叫ばれていますが、本当に就職活動で聞いた通りに働けるのだろうか?という不安を感じることはあります。入ってみたら、話と違ったということもよく耳にするからです。

これも面接などで確認しておくしかないので、現実は入社後に知ることになることがほとんど。後悔しないようにするには、会社の建前とギャップを予測しておく必要があるでしょう。

職場になじめない人はどんな人?

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新しい職場になじめるか、不安になるのはみな同じです。ただし職場になじみにくい人が存在していることも事実。どのような人がなじめないのか、特徴を紹介します。

あいさつできない人

どのような場であっても、あいさつは人とのコミュニケーションの基本です。自分からあいさつしない、こちらからあいさつしてもあいさつが返ってこないなど、あいさつがきちんとできない人は職場で「コミュニケーションが取りにくい」と思われてしまいます。

無理に大声を出したり、明るい性格を装ったりする必要はありませんが、基本的なあいさつはしましょう。

仕事の覚えが悪い

新しい職場では、上司や先輩に仕事を教えてもらうことになります。新しいことを覚えるのですから、最初からできないのは当然です。そこは上司も先輩も理解してくれているでしょう。

ただし、同じことを何度繰り返しても覚えてくれない、わからないことを質問してくれないから仕事に時間がかかりすぎるなど、あまりにも仕事の覚えが悪いと職場になじみにくくなってしまいます。

人の話を聞かない

自分のやり方や前職での方法論があるのは悪いことではないのですが、仕事を教えてもらっているのに人の話を聞かずに我流で押し通そうとすると、職場になじめなくなってしまいます。
明らかに「違う」と思っても、とりあえずは話を聞くことが大切です。

新しい職場にはやく慣れるためのコツ

新しい職場にはやく慣れて、快適な職場環境を構築するには、いくつかのコツがあります。「自分にはできない」と決めつけず、少しずつなじめるように行動してみてはいかがでしょうか。

積極的にあいさつをする

気持ちの良いあいさつは、自分だけでなく相手も気持ち良くさせるものです。反対にあいさつができないと、相手の気分も悪くなります。
コミュニケーションが苦手だとしても、新しい職場ではできる限り自分からあいさつをしましょう。コツは、はっきりとした声で明るいトーンであいさつすること。

「おはようございます」というたった9文字で自分の第一印象を良良くできるなら、あいさつした方が得です。良いあいさつは得意先など、どこに行っても役に立ちます。

清潔感を心がける

新しい職場に行く際には、身だしなみに気を配りましょう。寝ぐせがついたままだったり、あまりに斬新なファッションだったりと、職場にふさわしくない服装や身だしなみは印象が良くありません。

しわしわのスーツやシャツ、靴が汚れているなども印象が悪くなるため、まずは清潔感を心がけてみましょう。

遅刻をしない

身だしなみにも通じますが、遅刻は時間にルーズな人の印象を強くします。時間にルーズだと職場では信頼関係を築くのが難しくなるため、遅刻はしないように気を付けましょう。

新しい職場への交通ルートや所要時間などは事前にしっかり調べ、朝の通勤ラッシュということも考慮にいれて、慣れるまでは早目に家を出るなどしましょう。

相手の名前を覚える

職場にはやく慣れるコツのひとつは、相手の顔と名前をはやく一致させて覚えるということです。転職や異動の際は「自分:大勢」となるため覚えるのは大変ですが、メモを取るなどして名前を覚えましょう。

名前を覚えれば相手に話しかけやすくなり、コミュニケーションが取りやすくなります。自分から壁をなくすことで、相手からも話しやすい雰囲気がつくれます。

わからないことは質問する

自分で解決しようとする姿勢は大切ですが、わからないことは質問することも大事です。仕事の中には考えればわかることと、考えてもわからないことがあります。

職場の先輩に聞けばすぐに解決することをいつまでも質問しないのは、消極的、仕事が遅いと捉えられてしまいます。何でも聞けば良いという訳ではありませんが、わからないことは素直に質問して解決するようにしましょう。

前職の悪口を言わない

転職したのだから、前職が良い環境でなかったことはあるでしょう。「どうして前職を辞めたの?」と先輩にたずねられることもあるかもしれません。しかし、そこで前の職場のことを悪く言ってしまうと、新しい職場でも「うちもそうだよ」と内心思われてしまいます。

また前職で大きなプロジェクトを成功させたなどの自慢話や、給料をいくらもらっていたという話は禁物です。
自慢話や知識をひけらかすほど相手をうんざりさせる話題はありません。たとえキャリア的には自分が上だと思っても、前職の悪口と自慢話は避けましょう。

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まとめ

新しい職場にはやく慣れることは、仕事を覚える上でも重要です。無理に自分を変えてまで合わせるのは苦痛となりますが、職場が変わったタイミングは自分を変えるチャンスでもあります。
これまで苦手だったことにも挑戦してみながら、新しい職場に慣れていきましょう。
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