自粛期間の影響もあり、ECサイトの需要が高まっています。今や、社会人であればECサイトを利用したことがない人はいないと言っても過言ではありません。求人広告でもカスタマーサポート・バイヤーといった業務だけでなく、軽作業・倉庫出荷作業でもECサイトは人気の業種。

今回は、ECサイト業界への転職をする際、どのように志望動機を書いたらいいのか解説していきます。まずはECサイト運営においてどのような職種があるのかを知り、志望動機をどのように書くと採用担当者に響くのか考えていきましょう。例文や応募から面接までの注意点なども紹介するので、参考にしてみてくださいね!

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ECサイトとは何かを把握しよう!

一口にネットショップと言ってもさまざまです。EC業界で働きたいなら、まずはさまざまな業態や職種の内容を把握しておきましょう。

ECサイトの業態

ECサイトとは「Electronic Commerce Site」の略で、本来はeコマース(電子商取引)を行うWebサイトの総称です。しかしながら、ECサイトは「インターネット上で商品を販売するサイト」という定義で使われており、ネットショップができるサイトという認識で問題ありません。
とはいえ、ECサイトにも多くの業態があるのでそれぞれのタイプを知っておくことが必要です。

自社サイト型

商品やサービスを自社で開発し、提供しているECサイト。化粧品やアパレル、家具などメーカーが直接運営しているのが特徴で「公式通販サイト」が代表的なものです。
メーカー以外にも、百貨店やドラッグストア、家電量販店などが実店舗と並行して運営しているものも自社サイト型になります。
この業態ではECサイトの運営だけでなく、商品開発やブランディングといった業務があります。

プラットフォーム型

Amazonや楽天市場に代表されるのがプラットフォーム型。大規模なECサイトの集合体で、出店企業と消費者を繋ぐかたちで販売を行います。
ほとんどのサイトで実店舗がなくネット上で完結しているため、マーケティングや広告などWeb上での活動が主になります。またITエンジニアやWebデザイナーが活躍する場面も多い業態です。

ショッピングモール型

プラットフォーム型のECサイトに出店する、または自社商品の販売を委託する形で販売する業態。プラットフォームに手数料を支払いますが、自社サイトの構築・運営や実店舗を持つよりも低コストで営業できるのが特徴です。
商品の受注から発送処理、カスタマーサポートなど一連のECサイト基本業務があります。

ECサイトの職種

ECサイトの運営には多岐にわたる業務があり、EC業界への就職を希望するならまずはそれらを把握しておくことが大切です。以下に一般的なECサイト運営の主な業務内容をまとめたので、自分がどの業務を担当したいのか考えてみましょう。

職種     業務内容求められるスキル
商品企画・MD主に自社サイト型で新商品の企画・開発、商品の仕入れ、サービスの提供、新ブランド開発など市場のニーズを意識して売れる商品を見極めること
Webマーケティング競合サイトやユーザーの属性などを分析して集客に活用する広告媒体や広告サービスについての幅広い知識
プロモーション広告による販促、特設サイトやLP制作などの企画・開催商品や時期に応じたて広告戦略やSEOの知識
ECサイト管理商品の仕入れ、出荷、在庫管理、入金確認、売上集計など。また商品撮影、説明文の作成細かいチェックやミスを限りなくなくすこと。海外仕入れの場合は貿易の知識
技術職フロントエンドエンジニア、サーバーサイドエンジニア、Webディレクター、WebデザイナーなどECサイトの設計、Webデザイン、セキュリティ管理などECサイトの設計、Webデザイン、セキュリティ管理など、サイトのシステム構築に関わるITの知識
カスタマーサポートユーザーの返品や問合せの対応、クレーム処理などサイトの評判へも繋がるため、接客スキルが必要

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志望動機を書くにあたっての準備

ECサイトの業態や職種を把握したら、この中で自分の性格や性格面で仕事に活かせるものを考えてみましょう。
単に「よくECサイトを利用する」というだけでなく、得意分野や興味のあるジャンルも織り交ぜてしっかり自己分析をしてみてください。自己分析には“書き出してみること”が大切です。
まずは自分を知るためにも、自分の好きなこと、得意なこと、仕事として活躍できそうなことを書き出してみましょう。

志望動機の例文

職種が多いECサイトへの応募は、志望動機に何を書くかで採用後の配属も変わる可能性が高くなります。今回は、ある程度職種のターゲットを絞って例文を紹介していきます。ただし、実際の応募に例文の丸写しはNGですから、あくまでも参考にして自分の志望動機を書いてくださいね。

未経験の場合(アパレル関連のECサイトへ応募)

<例>私は地方の田舎で育ったため、実店舗で洋服を見る機会が極端に少なく、インターネットで好きなブランドを見るのが大好きでした。
その中でも、御社のECサイトの魅力に惹きつけられ、たくさんの買い物もしました。
実際に商品を手に取ることができない人に、どのようにしたら商品のデザインや素材感、着用感やサイズ感がわかるのかを追求し、ユーザー視点での掲載の仕方にとても共感いたします。購入した商品と、サイトで見た商品の齟齬がなく「買ってよかった、嬉しい」を届けることができたらと思い、応募させていただきました。

カスタマーサービスの場合(化粧品自社サイトへ応募)

<例>前職は化粧品販売のコールセンターでの顧客対応でした。基本的には受注を承るのですが、お問合せやご解約希望、クレーム対応などもしておりました。
顔の見えないお客様へ、声だけの接客を心がけ「声のプロ」として話し方や声の印象を勉強して参りました。
貴社の商品は、以前から愛用しておりまして、お電話で問い合わせた経験があり、その時のご対応が素晴らしく、この度の募集を拝見してぜひこちらで働きたいと思いました。これまでのスキルを活かし、さらにお客様と貴社のお役に立てたらと思っております。

技術職(プラットフォーム型ECサイトへ応募)

<例>前職ではSEとしてスマートフォンアプリの開発をする会社に勤務しておりました。自宅で仕事をすることが多く、よくECサイトを利用するのですが、貴社のサイトに大きな魅力を感じております。これまでの開発経験を活かし、ユーザーの立場に立ったサイトの構築をし、それが売上に繋がるようなやりがいある仕事だと感じております。
ECサイトのエンジニアは未経験ですが、御社の質の高いサイトに感銘を受けたので応募いたしました。

志望動機に書いてはいけない!NGな文言

「時給がいい」「仕事が簡単そう」など、本当の理由がそこにあったとしても、応募する志望動機に書くのはやめましょう。そのような文言は、採用担当者にかなりマイナス印象になるばかりか、「すぐに辞めそう」「相手への配慮に欠ける」と思われてしまいます。

応募から面接までのチェックポイント

ECサイト業界に応募する際の、履歴書送付から面接まで注意していただきたい点と面接前日までの準備をまとめました。

履歴書作成から送付までのチェック

履歴書は採用までの第一歩です。パソコンで作成したものが主流ではありますが、自分の顔だと思ってルールやマナーをしっかり守りましょう。送る前に下記のリストをチェックしてくださいね。

  • 誤字脱字がないか
  • 空欄のままの部分がないか
  • 写真のサイズ、貼り方は正しいか
  • 押印しているか
  • 住所は都道府県から書いてあるか(封筒も同様)
  • 学校名、会社名に(株)などの略語を使っていないか
  • 添え状は同封したか
  • 封筒の表に「履歴書在中」と赤の囲み文字で書いたか
  • 適切な料金の切手を貼ったか
  • 封筒の裏書きに自分の住所氏名を書いたか

面接前日までの準備

いよいよ面接まで進んだら、面接の前日までに以下のリストを準備しましょう。当日では準備できないものもあるので、早目にチェックしてください。

  • 履歴書(先に送付した場合はコピー)
  • 筆記用具(ペン、ノート)
  • ポートフォリオ(紙に出力したもの)※Webデザイナーなど技術職の場合
  • スケジュール帳
  • 服装(ヘアスタイル、爪、時計、バッグ、靴など)

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まとめ

ECサイトは需要が拡大しているのに人手不足の業界でもあります。いつも利用するネットショッピングの運営側ではさまざまなお仕事があります。未経験でも自分にあった業務を探せる場所でもあるのでぜひチャレンジしてみてください!人気の業種なので求人サイトをこまめにチェックしてみてくださいね。ECサイト関連の仕事探しは「はたらくぞドットコム」で!