日本の専業主婦の割合は、約30%!(平成30年厚生労働白書

今から40年前の1980年頃には約65%が専業主婦だったことを考えると、共働きが増えていると言えるようです。結婚しても仕事は続ける女性が増え、子育てで一時休んでも仕事に復帰する人が多いのですね。配偶者の転勤や親の介護、育児など、仕事を変わるもしくは辞めることを余儀なくされることもあるでしょう。

そんなさまざまな事情にも、資格があると転職や再就職に役立ちます。
今回は、主婦におすすめしたい資格を紹介します。どんな資格があれば自分の強みになるか、未来をシミュレーションしてみてくださいね!

資格を持っているメリットは?

資格を持っているとブランクがあったとしても仕事に復帰しやすいというメリットがあります。
主婦に限ったことではありませんが「今の仕事以外に、私にできる仕事は何だろう?」と考えて不安になったことはありませんか?

資格があれば、「それが得意である、スキルがある」という証明になります。もちろん、資格がなければ就けない職業もあるので、特定の資格職にも復帰しやすく転職などにも有利です。

さらに「資格手当」が付く企業もあり、時給や給料が高い可能性があります。また資格によって年齢による制限がなくなり、60歳以上になっても企業で重宝されて長く働くことができるというメリットも。

資格によって活かせるものが大きく違ってくるので、資格を取得する際には、どのような仕事に活かせるかまでしっかり考えるとよいでしょう。

主婦におすすめの資格「8選」

資格といっても、国家資格から民間の資格までさまざまです。
費用や期間なども考慮して、挑戦してみましょう!それでは紹介していきます。

①ファイナンシャルプランナー【国家資格】

ファイナンシャルプランナーとは家計管理、住宅資金、教育資金、節約、税金、老後など、人生のあらゆるお金に関する相談やアドバイスを行います。国家資格のFP技能士は1〜3級があり、段階的に受験することができます。他にも民間資格の「AFP」や「CFP」もあります。

取得すると金融業界、保険業界、不動産業界などで役に立つほか、独立してフリーランスとして活躍することも可能です。

  • 取得方法:FP協会と金融財政政策研究会が主催する試験に合格する
  • 条件:特になし
  • 受験料:6,000円(3級)、8,700円(2級)
  • 勉強期間:80〜150時間(3級)、150〜300時間(2級)
  • 合格率:78.09%(3級)、43.42%(2級)、93.0%(1級) ※2019年の実績

②宅地建物取引士【国家資格】

宅建士とは、宅地建物取引業者として登録している企業が店舗ごとに必ず1人配置しなければならない有資格者です。試験内容は宅建業法、民法、税法などの法律知識が主になるため、難関ではありますが専門性の高い資格として重宝されます。

年間20万人が受験するという超人気の資格ですが、試験は年に1度なので、勉強開始の時期をしっかり見定めてから挑戦しましょう。

尚、資格取得後でも、宅地建物取引業の実務経験が2年未満の場合は「登録実務講習」を受講するか実務を積むかすると「宅地建物取引士証」が交付となります。

  • 取得方法:一般財団法人 不動産適正取引推進機構が主催する試験に合格する
  • 条件:特になし
  • 受験料:7,000円
  • 勉強期間:300時間
  • 合格率:平均15%

③登録販売者【国家資格】

登録販売者とは、鎮痛剤やかぜ薬といった一般用医薬品を、薬剤師がいなくても販売できる資格。2009年に誕生した新しい資格で、2015年からは実務経験がなくても受験できるようになりました。今から薬剤師になるのは大変ですが、登録販売者の資格であれば取得できそうですね。

ただし試験は年に1度だけなので、しっかり準備してから臨みましょう。

ドラッグストアや薬局、コンビニやホームセンターなど一般医薬品を扱う店舗で活かせます。さらに介護職やエステなどでも知識が役に立つでしょう。

  • 取得方法:登録販売者試験に合格する
  • 条件:特になし
  • 受験料:12,800〜18,100円
  • 勉強期間:400時間
  • 合格率:43.4% ※2019年全国平均

④食生活アドバイザー【民間資格】

「食べる」ことを生活の中でトータル的にアドバイスできる食生活のスペシャリストです。生活習慣からストレス、栄養、食文化など幅広い視点から健康的な食生活を提案します。

医療や福祉施設、学校、食品メーカー、飲食店などでも活躍の場はありますが、専門的な知識は家族を守るためにも役立ちます。

  • 取得方法:一般財団法人 FLAネットワーク協会が主催する検定に合格する
  • 条件:特になし
  • 受験料:5,000円(3級)、7,500円(2級)、12,500円(3・2級併願)
  • 勉強期間:3ヶ月程度
  • 合格率:65%(3級)、35%(2級)

⑤整理収納アドバイザー【民間資格】

断捨離が流行して久しいですが、整理や収納について「時間的」「経済的」「精神的」という3つの観点から専門的な知識を身につける資格です。

3級、2級、準1級、1級と段階がありますが、1級は2次試験まであります。1級合格後は「整理収納コンサルタント」など上位資格にも挑戦できるようになります。仕事に活かしたいのであれば、上位資格を目指してみましょう!

  • 取得方法:特定非営利活動法人 ハウスキーピング協会が主催する試験に合格する
  • 条件:特にないが、2級以上は順に合格する必要がある
  • 受験料:9,900円(3級)、23.600円(2級)
  • 勉強期間:4ヶ月程度
  • 合格率:70〜80%(1級1次試験の場合)

⑥ネイリスト技能検定【民間資格】

ネイルが趣味という人も多いと思いますが、仕事としてのネイリストを目指してみるのはいかがでしょうか?

ネイリスト技能検定とは、正しいネイルの技術と知識を持ち、国際的に通用するネイリストを育成するための試験。

1〜3級まであり、各級とも筆記試験と実技試験があります。

憧れのサロンで働く上でも有利ですが、独立してネイルサロンを開きたいという夢の第一歩となります。

  • 取得方法:公益財団法人 日本ネイリスト検定試験センターが主催する試験に合格する
  • 条件:特になし(2級以上は前の級に合格していること)
  • 受験料:6,800円(3級)、9,800円(2級)、12,500円(1級)
  • 勉強期間:3ヶ月程度
  • 合格率:3級・70〜90%、2級・約50%、1級・約40%

⑦全国通訳案内士【国家資格】

外国人観光客を日本全国に案内する通訳ガイドをする仕事です。言語系の資格では唯一の国家資格。

日本の歴史や文化を外国人に外国語で紹介するので、英語以外にフランス語、スペイン語、中国語、イタリア語など10カ国語から選ぶことができます。

外国語のほかに、日本地理や歴史、産業経済、政治などの一般常識、通訳案内の専門知識が必要になります。

  • 取得方法:日本政府観光局が主催する試験に合格する
  • 条件:特になし
  • 受験料:11,700円
  • 勉強期間:語学の知識0段階から3年程度
  • 合格率:英語・9.2%、フランス語・8.0%、スペイン語・9.5%

⑧ITパスポート試験【国家試験】

再就職や転職に役立つ資格としておすすめなのがITパスポート試験です。通称「iパス」はIT関連の基本的な知識があるという証明になるので、事務系はもとよりどのような業種や職種の企業でも役に立ちます。

  • 取得方法:独立行政法人 情報処理推進機構が主催する試験に合格する
  • 条件:特になし
  • 受験料:5,700円
  • 勉強期間:100時間程度
  • 合格率:約50%

まとめ

超難関資格から比較的難易度の低いものまで紹介しました。
資格は1度取得すると一生使えるものです。

資格はブランクがあったり、子育て中であったりしても「自分の得意なこと」として強みとなり、再就職や転職にも有利です。今から勉強しても取れるものばかりですので、ぜひチェンジしてみてくださいね!

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