今回は魅力的な求人票の作り方を考えていきましょう。

求人票は求人を行う上でとても重要な要素です。どれだけお金を出して目立つ所に求人を掲載しても、肝心の求人票の中身に魅力が無ければなかなか求職者は集まってはくれません。

求人票を作成する際にまず考えていただきたいのは、「魅力的な求人票」とは、どんな求人票かということです。実は、給与や休日、売上げ実績や社員数など、数値化できるものでは求人の魅力は表現できません。

つまり、
・他にはない自社の魅力
・募集している仕事の魅力
・誰でも理解できる文章
という3点がポイントになってきます。

求職者は、たくさんの求人票を見て比較しています。その中から面白そうと思わせ、応募してみようかなという気にさせなくてはなりません。
志望動機や自己PR欄が真っ白のままの履歴書には魅力を感じないのと同じです。企業もしっかりと自社の魅力を把握して、他にはないPRポイントを明確にアピールしましょう。
それにはまず、「自社の魅力とは何か?」を真剣に考えてみることです。求職者の立場に立って考えてみると、何が魅力的に映るのか、何をアピールしたらいいのかが見えてきますよ。

自社の魅力を伝えよう!

ネット検索イメージ

自社の魅力といっても様々なものがあります。

例えば、年間休日・残業時間などの福利厚生制度や、社員同士の仲の良さやオフィスの立地・綺麗さなどの職場環境などは求職者の関心も高くアピールしやすいポイントになります。

また若くても頑張り次第でどんどんキャリアアップができるなど会社のカルチャーも求人票で伝えられる会社の魅力の1つですね。

どのようなことが書いてあれば嬉しいか、求職者がどのようなことに関心を持っているかなどを募集する職種の内容や求めている人物像などを想像し、求職者に効果的な訴求を考えることが重要です。

仕事の魅力を伝えよう!


中途採用の求人票は、どこが一番見られるかご存知でしょうか?
求職者は、「職種」と「仕事内容」を一番に見ています。
仕事に就いた後、自分がやる仕事はどんな仕事なのか、どんなステップアップやキャリアアップがあるのか、仕事によってどんな未来があるのかを知りたいのですね。
それなのに、求人票に

【職種】営業
【仕事内容】ルート営業(ノルマなし)

などと書かれていては、具体的な仕事の魅力は全く伝わってきません。
職種が「営業」である場合で例えると、
・自社が商品とするものは何か
・どのような顧客がいるのか
・具体的な営業活動の内容
・具体的な取引の内容
といった内容が書かれていなければ、今後働くかもしれない会社で、自分が何をするのかが想像できないのです。
そして、必ず充実させてい欲しいのが【仕事の魅力】の欄です。
実際に自社の募集職種のスタッフにインタビューし、やりがいや目指していることなどを書くのもいいですね。また、会社としてどんな期待をしているのか、どんな活躍をして欲しいのかを書き、応募者とのマッチングを図りましょう。
大切なのは、仕事に魅力を感じられ、やりがいを持てそうだと思ってもらうことです。

とにかくわかりやすい言葉で書こう!

チェックイメージ

意外に盲点なのは、「業界では当たり前の専門用語は、一般では通じない」ということです。

「経験者しか採らないから構わない」というのではなく、平易な言葉で書くというのが、魅力的な求人票を作る上で重要なのです。
わかりやすい文章を書く上で目安にして欲しいのが「小学校卒業したての中学1年生」でも理解できることです。大人相手になぜ?と思われるでしょうが、どんなに素晴らしい内容でも、難しい言葉で書いてあると、人は読み進める気をなくしてしまうのです。最後まで読んでもらわなければ、よい求人票とは言えませんよね。
「伝える」ことを考えることは、「読み手」の気持ちを考えることでもあり、きちんと相手を見据えることでもあります。そうして書かれた文章は、「伝わる」文章になるのですね。
職種など、業種によっては専門用語以外で書きようがありませんが、その後の「仕事内容」や「仕事の魅力」でわかりやすく説明していきましょう。
求人票の書き方ひとつで、求職者が感じるその会社の熱意があります。そこに共感してくれる人が応募してくれるため、お互いによいマッチングが生まれる可能性が高くなるのです。
どんなに専門的な職種でも、わかりやすく書くということを念頭に置いてみてくださいね。

まとめ
3つのポイントを押さえて、数ある求人票の中でもキラリと光を放つ求人票を作ってくださいね!はたらくぞドットコムでは、福岡の求人を応援しています!