今回で4回目となる地元の名所紹介シリーズは、筑後地方です。筑後エリアといえば、福岡県の南部に位置する9市3町からなっています。久留米市を中心として東はうきは市、南は大牟田までの広いエリアですが、今回は、久留米市、筑後市、八女市、柳川市を中心としたスポットをご紹介します。

筑後エリアで最大の都市は、久留米。とんこつラーメン発祥の地としてもよく知られていますが、日本屈指の医療都市としても有名です。

筑後川の上流から中流には筑後平野が広がり、矢部川、有明海、耳納連山といった豊かな自然にも恵まれています。

それぞれの市や町にも特色があり、とても魅力的なエリアです。福岡市からも西鉄電車一本で行けてしまうアクセスの良さもいいですね!

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柳川市 川下り

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詩人であり童謡作家、歌人としても知られる北原白秋を生んだ柳川市。柳川と言えば「川下り」は絶対に体験してもらいたいものの一つです。

福岡県内でも観光地として貴重な存在で、季節を問わずに楽しめます。

水郷と呼ばれた柳川は、城下町として栄えましたが、城を守る目的と、生活用水、農業用水を確保するために「堀割(ほりわり)」と呼ばれる水路が張り巡らされました。

この水路を「どんこ舟」に乗ってゆっくりと巡ります。冬には「こたつ舟」となり、春には堀割沿いに咲く花を愛でながら、歴史ある町並みを堪能します。

船頭さんの熟練の技や話、舟に乗ったまま買い物ができる水上売店なども楽しみのひとつ。

運がよければ結婚式へ向かう花嫁さんを乗せた舟に出会うこともありますよ!コースも色々ありますので、公式HPにて確認してみてくださいね。

【柳川名物 うなぎ】

うなぎ

せっかく柳川へ行ったなら、是非食べたいグルメは「うなぎ」です。柳川・大川周辺には数十件のうなぎ屋さんがありますが、中でも有名なのは「うなぎのせいろ蒸し」を世に出し300年続く「本吉屋」と160年以上の歴史がある「若松屋」の超老舗。

どちらも歴史ある店舗内も楽しめます。

立ち並ぶうなぎ屋さんで、自分好みのお店を探すのもいいですね!

筑後市 船小屋温泉

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温泉大国の日本ですが、実は天然炭酸泉はとても希少で温泉全体の0.5%にも満たないとか。中でも船小屋温泉は、平地にあり鉄を含む炭酸泉として超貴重なのです。

船小屋温泉は、浸かるだけでなく飲用としても用いられ、遠方からも湯治にやってくる人が絶えません。

夏目漱石は新婚の妻と訪れ、『ひやひやと雲が来るなり温泉の二階』という句を残し、今も碑として残っています。

筑後広域公園内にある「恋ぼたる温泉館」には、2種類の内湯と露天風呂があり、美人の湯としても有名です。

【恋ぼたる温泉館】

  • 住所/福岡県筑後市大字尾島298-2
  • 営業時間/10:00〜21:00(最終受付20:30)
  • 定休日/火曜(5の付く日、祝祭日が火曜の場合は営業、翌日振休)
  • 料金/中学生以上500円、子ども(4歳以上)250円
  • 電話/0942-52-8866

八女市 八女中央大茶園と八女福島の町並み

八女

八女といえば全国的に有名な名産物が「八女茶」です。味・色・香りと三拍子揃ったお茶が評価され、日本中で愛されています。

その八女茶を育む大茶園を一般の人も見ることができます。見頃は4〜5月ですが、約70ヘクタールに広がる緑のじゅうたんは圧巻です。

頂上に展望台があるので、ぜひのぼってみてください。晴れていれば、遠く有明海から島原半島まで見渡すことができる、絶景です。

そして、八女は筑後と豊後を結ぶ交通の要所としても栄えました。江戸時代は特に商業や手工業がさかんで、城下町として整然とした町割りがなされました。

精蝋や酒造、製茶、和紙などの問屋や会所が多かったので、建物の規模も大きく、白壁や古い瓦葺き、町家などが連なっています。

「横町町家交流館」や「堺屋」など、無料で見学できる施設もたくさんあります。当時の生活に思いを馳せながら、情緒たっぷりの八女を散策してみましょう!

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矢部村 杣の里

秘境といわれる「杣の里」には、大自然をそのまま楽しめる「杣の里渓流公園」と矢部地区の観光物産交流施設「杣のさと」があります。矢部川の源流、釈迦岳の中腹にある「杣の里渓流公園」には、高さ60m、長さ150mの大吊橋や四季折々の大自然があります。

渓流釣り体験では、ヤマメ釣りが楽しめ、釣った魚はその場で炭火焼きにして食べることができます。貸し竿があるので、道具を持っていなくても大丈夫。つかみ取り体験などもありますよ!

園内には散策路があるので、季節で違う花々や動物たちを観賞するのも楽しみです。大自然に囲まれて、日頃の疲れも吹っ飛びそうですね。

「杣のさと」では矢部地区の農産物を中心とした地元産の加工品やお土産などを販売しています。季節によっていろんなイベントも行っているので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね!

久留米市 高良大社と青少年科学館

【高良大社】

筑後国一の宮、九州総社・鎮西11カ国の宗廟と言われる「高良大社」。」一の宮とは、地域の中で最も格式の高いとされる神社のことです。耳納連山の最西端に位置し、標高312mの高良山の山頂に鎮座しています。

古くは「高良玉垂命神社」とも呼ばれ、1600年前、異国の兵が筑紫(九州)に攻め込んできた折、神功皇后が追い返し、神仏に祈った時に出現されたのが「高良玉垂命(たからたまたれのみこと)」という逸話があります。

何と言っても見所は、国の重要文化財にもなっている社殿です。幅約17m、高さ13m、奥行き32mの社殿は、九州最大級。建立年次が明らかな社殿として大変重要な文化財となっています。

長い長い階段がありますが、無料自動のケーブルカーもあるので、楽に上ることもできますよ!

  • 住所/福岡県久留米市御井町1
  • 電話/0942-43-4893

【福岡県青少年科学館】

雨でも子どもと一緒に楽しめるのが「福岡県青少年科学館」です。2018年にリニューアルしたばかりで、体験型の展示が増えています。産業用ロボットが小さなロボットを組み立てる「ロボット工房」や、「宇宙コーナー」「自然と環境コーナー」など、身体で見て触ってやってみて覚える展示が目白押しです。

何と言っても人気なのは「コスモシアター」。アニメの人気キャラクターが登場するプラネタリウムのプログラムで、星空解説をより身近にわかりやすく見ることができます。

当日の夜空に見える星座も教えてくれるので、早速帰りに夜空を見上げて探してみたくなります。

360度巨大なスクリーンに映し出される星空は、大人も子どもにかえって楽しめますよ!

面白くて楽しくてためになるサイエンスショーもたくさん開催しています。全国でも珍しい「放電実験ショー」は落雷実験を行います。目の前で落ちる雷は、迫力満点です!

  • 住所/福岡県久留米市東櫛原町1713
  • 営業時間/9:30〜16:30(入館は16:00まで)、土日祝は〜17:00まで(入館は16:30まで)
  • 定休日/月曜、毎月最終火曜
  • 料金/一般410円、4歳以上高校生まで210円(コスモシアター別途、セット料金あり)
  • 電話/0942-37-5566

まとめ

地区ごとに特色豊かな筑後エリア、いかがでしたか?福岡市からのアクセスも良いので、日帰りで行けるコースがほとんどです。ぜひ足を運んでみてくださいね!はたらくぞドットコムでは、筑後エリアの求人も多数掲載しています。まずは無料登録してみてくださいね!

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