就職や転職をする際の企業選びにおいては、間違っても「ブラック企業」だけは避けたいものです。「ブラック企業」とは、もともと暴力団など反社会的団体が一般企業を装っている場合の隠語でしたが、今では従業員に過酷な労働条件を強いる企業を指すようになっています。

意外にも、かなり名の売れた大企業も含まれることから、働く側にとって企業選択のための企業の「ブラック度」の判定が重要な選択ポイントとなってきています。

そこで「就職・転職の際に失敗しないブラック企業の見分け方」を3点ほど挙げてみましょう。

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頻繁に求人広告を出している企業は要注意

ネット検索イメージ

ハローワークや求人情報誌、求人サイトなどを閲覧すると、毎月のように求人を募っている企業があります。もちろん、業績が好調のため人手が足りないという企業もあれば、仕事が専門的分野なため条件に該当する人物が少ない場合もあるのですが、その多くは離職率が高い企業がほとんどとみてよいでしょう。

離職率の高さは、就職した人々の多くが「働き甲斐のない企業」という評価を下した結果であり、その企業の「ブラック度」はかなり高いといえるわけです。

求人票の表記があいまいな場合要注意

ブラック企業の定義も様々ですが、多くが「求人票に掲載されていた休日や労働時間の条件が実際とは違う」「給与額や給与体系が見ていたものと全く異なる」といったケースが多くなっています。

ブラック企業も一企業には代わりありませんので、人材獲得のためになんとか工夫して求人票を書きます。あからさまな嘘は書けませんので、必然的に求人票の表記があいまいになりがちです。特に、休日の日数、残業(見込みを含む)の数値が大きく幅があったりあいまいな表記の場合、注意してみたほうがいいでしょう。

甘い言葉に乗せられないこと

ブラック企業イメージ

ブラック企業の求人には、やたらと甘い誘惑が仕掛けられていることが多いものです。

特に多いのが営業職で「月収例:○○万円以上可能!」というフレーズです。実際にはまずあり得ない高額な歩合給を含んだ給与であったり、残業や休日出勤手当てを含んだ最大値の金額を記載していたりすることが少なくないのです。

また「ノルマ無し・残業なし・経験不問」という文言にも気を付けましょう。本来なら記載する必要がない言葉をわざわざ入れている点に怪しさがただよっています。

「甘い言葉には裏がある」と疑ってみることが大切ですね。

就職四季報を活用

新卒採用などで就職活動をされている方は「転職会議」「就職四季報」などのサービスをご活用されていることでしょう。「知らなかった!」という方はぜひご活用ください。100%すべてが事実というわけではありませんが、実際にその職場で働いている、働いていた人のリアルな声や第三者目線の生の声が掲載されていますので非常に参考になります。労働時間やパワハラ・セクハラの有無などもチェックしてみるといいでしょう。

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試用期間が長過ぎる企業は危ない?

困っているイメージ

企業によっては求人広告で「試用期間」を設けている場合があり、通常は1ヵ月以内がほとんどです。ところが、使用期間を6ヵ月以上も長く設定している企業があり、これはその期間内に解雇される可能性が高いと思ってよいでしょう。

本来、企業はパート・アルバイト・正社員など雇用形態にかかわらず、雇用した以上、簡単には解雇することはできません。しかしながら、ブラック企業は「試用期間ならいつでも首にできる」と思い込んでいる点がブラック企業たるゆえんともいえます。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は求人広告にあらわれるブラック企業の特徴3点をご紹介しました。

求人情報の文面をよく見て、さらに該当企業のウェブサイトなども参考にした上で、企業の「ブラック度」を判定してみるのが賢明ですね。お仕事探しの上で参考になれば幸いです!皆様がより良い企業や求人と出会えるよう応援いたします!