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梅雨が明けたと思ったら、連日の30℃越えでまいってしまいますね!外で働く人はもちろん、屋内にいても熱中症が心配ですので、しっかり対策してくださいね。
さて、今回はシニア世代の雇用について考えてみましょう。町を歩けば、シニア世代が仕事をしているのをかなり見かけるようになりました。元気な高齢者が増えたこともあり、各企業だけでなく国としてもシニア世代の雇用には積極的に動いています。
定年が65歳という企業も増えている中、厚生労働省の調査によると、65歳以上で働きたい人は50%以上です。それに対して、65歳以上も継続雇用者が働ける企業は68.7%。受け入れをしている企業でずっと働いている人は、65歳以上も働き続けやすいのですね。
ところが、就業形態は
・パートタイム 53.9%
・フルタイム 24.2%
・自営、フリーランスなど 15.9%
となっていて、若い世代と同等に働いている人は少数派になります。
また、1ヶ月の労働日数は、
・11〜20日 48.5%
・21日以上 34.5%
ですので、明らかに現役の頃に比べると減っていますね。
シニア世代にどうして働きたいのかアンケートを取ったところ、「経済上の理由」「健康のため」「いきがいや社会への参加」といった理由が上位でした。

長寿国ニッポンのシニア
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100歳まで生きるのが珍しくなくなった日本。65歳以上でもまだまだ働く意欲は衰えていません。実際に「身体が動く限り働きたい」というシニアは30%近くもおり、「70歳までは働きたい」という人と合わせて約70%ものシニア世代が働きたいと考えています。
これまで若者や主婦が中心だったアルバイトやパートタイムといった職場に、シニア層がターゲットとして入ってきていることは間違いのないところでしょう。
そこで、シニア層が希望する職種を男女別に見てみましょう。

【男性シニアの好む職種】
1.営業職
2.軽作業、清掃など
3.講師、インストラクター
4.専門職
5.事務職、受付など
6.配送、物流
7.サービス(警備、ガソリンスタンドなど)
8.医療、福祉

【女性シニアの好む職種】
1.講師、インストラクター
2.コールセンター
3.営業
4.軽作業、ラインスタッフ
5.事務職、受付
6.コンビニスタッフ、その他販売
7.専門職
8.医療、福祉

男性は今までの経験を生かした専門業種か、単純作業に分かれているのがわかります。
女性はこれらを好むというより、「避けたい職種を省くとこうなった」という傾向が強いようです。特に、立ち仕事や専門技術職、アパレルや美容などは避ける傾向にあるようです。
やはり、男女ともに体力や美的センスを求められることには不安があり、経験を生かすか、単純な仕事に人気があるようです。

求められるシニアの力
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シニア世代の働く意欲に対して、企業も国もしっかり注目しています。労働の目的がまずは金銭であったにしても、「辛い思いまでして仕事をしたくない」「部下を多数持っていた立場なのに、いまさら人に使われたくない」といった思いも強いため、「講師・インストラクター」といった職種が男女とも人気の上位にあがるのでしょう。
確かに、社会的なニーズを見ても、「何かを教わるなら目上の人に習いたい」、「長年培った経験と知識を若い世代に還元して欲しい」という要望にマッチしていますね。
地域単位でシニアの人材活用事業を行っている自治体もあり、活躍の場はまだまだありそうです。
ただ、シニア世代が職場において心配しているのが、「職場に溶け込めるのか」ということです。若い世代は自分の祖父母とさえ一緒に暮らした人が少ないので、コミュニケーションがきちんと取れるかを心配しているのですね。
しかし、軽作業の現場などでは軽く身体を動かすことができ、終業時間も決まっていて生活のリズムができ、若い人とも関わることで、気分も身体も若くいられるという声が多く見られます。
シニア世代の求人も増えていますので、まずは「何のために働くのか?」を考えて仕事を探してみてくださいね。

まとめ
元気なシニアが活躍していると、若い世代もうかうかしていられませんね!はたらくぞドットコムでも、働くシニアを応援しています!

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