現在新型コロナウイルスの影響からWEB面接が主流になったり、有効求人倍率が低下し「売り手市場から買い手市場」に状況が一転したりと、日々採用のあり方が目まぐるしく変化しています。

今後採用市場がどの様な変化をしていくのか手探りの状態ではありますが、弊社求人サイト「はたらくぞドットコム」内での採用市場データからお役に立つ情報を提供できればと考え、コロナ前後の比較に焦点を当てたデータをレポートにいたしました。

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1求人当たりの応募数が増加

応募数グラフ

新型コロナウイルスが日本で流行し始めた3月以降、特に緊急事態宣言が出された4月から5月にかけてご利用企業様から掲載を見合わせるご連絡を多くいただきました。

全てがコロナウイルスの影響ではありませんが、3月は10,000強だった求人掲載数が8月現在は6,000弱まで減少しております。

一方サイト内での応募数は2月以降右肩上がりで好調に推移しており、前年と比較すると平均で130%程度増加しております。

求人の掲載数が減少したこともあり、相対的に1求人あたりの応募数は大幅に増加。採用する側が優位な状況へと変化しています。

新年度採用は減少、非正規雇用が増加

採用数グラフ

例年、採用数は4月の新年度採用に向けて2~3月に大幅に増加し、その後は一旦採用数が落ち着きます。今年もおおよそ例年通りの推移ではありましたが、前年と比較すると採用数は減少しており、不採用の理由としては新型コロナウイルスの影響で採用活動を縮小したり、取りやめるというものが散見されました。

しかしながら6月は前年以上に採用数が増加しています。理由としては、緊急事態宣言解除後に採用活動を再開した企業様、テレワーク人材の採用などコロナ禍での新しい働き方の実現に向けた採用活動を始める企業様が増えたことが考えられます。

またコロナの影響で最も顕著だったのが「アルバイト・パート」「契約社員」という非正規雇用の採用数の増加です。現在再び全国で感染者が増加するなど先が読めない状況のなか、正規雇用ではなく非正規雇用を選ぶ企業様が増えているのではないかと推測します。

雇用形態グラフ

職種別の状況

弊社求人サイト内職種カテゴリ別の掲載数・応募数を2020年1月と2020年6月で比較したところ(下部参照)、掲載数は全職種で減少、応募数はほぼ全ての職種で増加しています。応募数が減少している職種でもそれ以上に掲載数が減少しているため、すべての職種において1求人あたりの応募数が増加している結果となっています。

職種別表

※2020年1月の掲載数・応募数に対する2020年6月の掲載数・応募数の増減(職種別)

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まとめ

1求人当たりの応募数が増加しているため、通常応募が集まりづらい職種も採用成功の可能性が高まるはずです。人材の確保においてはコロナ禍における新しい採用の仕組みや採用基準をいち早く構築し、まずは採用活動を再開することが重要かと思われます。

また採用活動を行われている企業様につきましては「WEB面接・電話面談などの非対面での選考の可否」「休業や営業時間短縮等になった場合の手当の有無」「感染症対策への取り組み」など、応募者がいま必要としている情報を求人票に盛り込んでいただくとより採用できる可能性が高まるのではないかと思います。

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