一般に、採用にかかるコストは1人につき新卒で約70万円、中途で約80万円と言われています。もちろん、会社の規模や業種・職種によっても違いますが、1人の採用にかかるコストはかなり大きいものです。このコストは、ほとんどが求人広告の掲載費用。これが無料になるサイトなら、採用コストがほぼかからずに人材を確保できることになります。

しかしながら「本当に無料掲載の求人広告でいい人材が採用できるの?」と思うのも事実。
今回は、求人広告を無料掲載した場合のメリットと、おすすめのサイトについて紹介していきますね。

「求人サイト」と「求人検索エンジン」の違い

検索

「求人サイト」というのは、求人情報だけを掲載したサイトのことで、募集から応募、採用までサイトのシステムを使って採用活動を行うことができるものです。

一方、「求人検索エンジン」とはネット上の求人情報に特化した検索エンジンのこと。……と言われても、「よくわからない」「求人サイトとの違いがわからない」という声も多いので、詳しく説明します。

GoogleやYahoo!をご存知ですよね?これらが検索エンジンと呼ばれるものの代表です。
つまり、検索エンジンとはネット上にあるあらゆるページや画像などを探すためのサービスのこと。キーワードを入力して検索すると、一瞬のうちにネット上に存在する情報の中から、キーワードに合う情報を表示してくれます。

「求人検索エンジン」は、ネット上の求人情報を自動的に読み込んで、検索できるようにしたサービスのことなのです。

求人掲載無料サイト3選 メリットと費用は?

パソコンと女性

それでは求人掲載無料のおすすめサイトを3つ紹介しましょう。それぞれのメリットと、本当に費用がかからないのか検証してみました。

【ハローワークインターネットサービス】

国が運営するハローワークが、インターネットでも使えます。ハローワークは全国に500以上あるビックネットワーク。求人掲載数も110万件超と、多く利用されている無料掲載求人サイトです。

2020年1月に大幅にリニューアルされ、採用者にも応募者にも使いやすく改良されました。今までわざわざハローワークに足を運んでいたところ、ネットから求人掲載ができるようになり、サイト上で応募者とのやり取りも可能に。
ただし、これまで利用したことがない企業はハローワークでの登録が必要です。費用もサイトの利用に関してはまったく発生しません。掲載して損はない求人サイトですね。

【LINEキャリア】

2018年10月にスタートした新しい転職情報サービスですが、すでにユーザーは1100万人超の人気を誇ります。「LINEキャリア」は総合人材サービスの「エン・ジャパン」と「LINE株式会社」による合弁会社が運営し、一番の特徴はLINEアプリ内で使用できること。LINEを使っている人なら、新たにアプリをインストールすることなく、LINEキャリアを利用できるのですね。

メリットとしてはLINEのユーザー数7900万人を潜在的に取り込み、求人が応募者の目に止まりやすいこと。さらには、LINE上で職探しから応募までが完結するので、スムーズだということです。

ただし、掲載するには「エン転職」に求人掲載することが条件。「エン転職」は有料なので実質的に無料にはなりません。もう1つの方法は、無料採用支援ツール「engage」に掲載すること。こちらは無料で掲載することができますよ。

【はたらくぞドットコム】

「はたくぞドットコム」は採用した時だけ費用が発生する『成果報酬型』の求人サイトです。求人の掲載、応募者とのやり取り、書類選考や面接など、採用するまで完全に無料。掲載期間も制限がなく、求人原稿の作成などの初期費用や掲載費用の心配がいりません。

しかも、採用後、所定の保証期間内に応募者が辞めた場合は、成果報酬費用を半額にするという保証付き。気になる成果報酬費用は、正社員・契約社員で1人8万円、アルバイト・パートの場合1人2万円です。さらに採用された応募者にもお祝い金が出されます(当社負担)。
数十万かけても応募がなかったというリスクなしに、いい人が見つかるまで安心して求人広告を掲載することができますね。

求人検索エンジン3選 特徴とメリットを紹介

スマホで検索

次に求人検索エンジンも3つ紹介します。それぞれの特徴、メリットもあわせて紹介するので、どのように使えば効果的か参考にしてみてくださいね。

【Indeed】

最近よくTVなど町のあちこちで広告をで見かける人も多いのでは?Indeedは、求人サイトと思っている人も多いかと思われますが、これは求人検索エンジンの代表格です。現在はリクルートが運用を行っており、日本でトップクラスの求人情報量を誇ります。

掲載の方法は、有料枠のスポンサー求人広告を出すか、無料枠の自然検索求人です。無料枠の自然検索欄とは、キーワード検索した人にヒットする求人情報を作っておくことで応募者の目に止まること。

Indeed上から応募もできるので、採用活動費を節約したいなら使わない手はありませんね。

【Googleしごと検索】

求人情報を検索していると想定されるユーザーがGoogleでキーワード検索した際に最適な求人情報を表示する、Googleの求人検索バージョンです。ただし、Google検索と違い、SEOの効果を受けないため、検索者にとって最適な情報が表示され、よりマッチした求職者に見てもらえるチャンスがあります。

Indeedより上位に表示されるというメリットもありますが、求人情報を自分で直接作ることはできません。応募する機能もないため、サイト上に応募者管理画面もなく、企業サイトや求人媒体サイトにリンクするという形になります。とりあえず求職者の目に届くようにするためのツールという位置づけです。

【求人ボックス】

カカクコムが運営している求人検索エンジンで、Indeed同様WEB上にある求人サイトなどに掲載されている求人情報を収集し表示するサービスです。無料で求人ボックスに直接求人情報を投稿することもでき、自社で採用ページがなくても利用することができます。SEOにも強く知名度が上がっている注目の媒体です。

はたらくぞドットコム+Indeedで求人をパワーアップ!

ネットワーク

数ある求人検索エンジンの中でも、おすすめしたいのは応募が来る確率の高いIndeedです。さらにお金をかけずに応募者を確実に採用まで導くには、求人サイトとの連携をしましょう。

はたらくぞドットコムは、成果報酬型の求人サイト。はたらくぞドットコムに掲載することで、自動的に「Indeed」「Googleしごと検索」に掲載されます。つまり、はたらくぞドットコムに掲載するだけで、求人掲載エンジンにも掲載され、より多くの人に見てもらえる機会が増えるという訳ですね。

さらに、はたらくぞドットコムでは、求人票無料作成のサービスも行っています。求人票の作成に頭を悩ませていた採用担当者も、電話やメールでサポートしますし、掲載途中でも原稿改善のアドバイスも行います。サイト上で応募者管理が一括ででき、採用担当者の負担を減らすお手伝いをしております。

まとめ

求人サイトと求人検索エンジンを上手に連携させることで、自社求人が多くの求職者の目に触れるチャンスをあげることができます。はたらくぞドットコムは、採用するまで一切費用がかからない成果報酬型の求人サイトです。求人検索エンジンとの連携も自動で行うので、より効果的にコスト削減して採用活動ができます。あらゆる面から求人をサポートしますので、まずは気軽にご相談くださいね!

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