日本では、戦前から戦後にかけて大学生の数は男性が圧倒的でしたが、昭和40年代頃から女子学生の比率も増え、現在の大学生の男女比はおよそ7:3となっています。必然的にバイトをする女子大生も多くなり、中には女子大生特有といってもよいバイトさえあります。その中のいくつかを挙げてみましょう。

楽しくてギャラもいいリゾートバイト

春休みや夏休みを利用して、1ヶ月ほどの長期バイトが可能という女子大生におススメなのが「リゾートバイト」です。自宅を長期間留守にしても大丈夫な女子大生のためのバイトといってもよいほどで、全国各地の観光地で定期的にバイト求人の募集がなされています。

観光地のホテルやリゾート施設で、繁忙期に観光客相手の雑務をこなす仕事で、フロントから裏方作業まで仕事自体は多種多様ですが、身元のしっかりした女子大生の長期アルバイトとして強く求められており、もちろん食費宿泊費は先方持ちで、日当もかなり高額となっています。休日には施設をただで利用できる上に、仲間とのふれあいも楽しい思い出となります。

選挙の出口調査バイト

ちょっと変わった短期バイトとしては、選挙関連のバイトがあります。選挙管理委員会による開票作業のバイトも興味深いのですが、もっと面白くて日当が高いのが、マスコミが行っている「出口調査」のバイトです。小学校の講堂・体育館などに設営された投票所の出入口に待機して、誰に(どの党に)投票したかを聞き取りするアンケート調査業務です。国政選挙ともなるとマスコミの競争が年々激しさを増しており。マスコミ各社も相手が答えやすい女子学生にバイトを依頼する傾向が強くなっているのです。

選挙の投票日1日だけの長短期バイトではありますが、社会勉強になるのと同時に、現在日当が2万円にも跳ね上がっているおいしいバイトでもあります。

神社の巫女さんバイト

年末年始がかき入れ時の業界はたくさんありますが、神社もその代表格です。そこで、女子大生におススメしたいのが「巫女さん」のバイトです。女性なら、誰でも子供の頃に巫女さんの格好をしてみたいと思ったことがあるでしょう。まさに、就職してしまってはできない、女子大生だからこそできる特権的バイトです。

巫女さんの仕事は参拝客に絵馬や御札・お守りなどを販売する売り子業務で、難しい仕事ではありません。大金を扱うわけでもないし、なにより場所が場所ですから、変なクレームをつけてくる客がいないことがいいですね。時給は千円前後、日当では8千円から1万円というのが相場です。